ラーメン≦〇〇

「山ちゃん、今日終わったらラーメンでも行こうや」
「あ、はい、いいですよ」

仕事終わり、先輩に誘われた。

「いやー、疲れたなー!」
「忙しかったっすねー、ところでどこのラーメン屋いくんすか?」
「これはほんま俺のオススメ!」
「まじですか?そんな美味いとこ、この辺にありましたっけ?」
「ええとこ知ってんのよ、そこはな…」

「店員めっちゃギャルやねん」
 

「は?」

「店員めっちゃギャルやねん」

「は?あ、味は?」
「味はまあまあ、でもな、店員めっちゃギャルやねんって」
「ギャル好きなんすか?」
「んー、せやねー、ギャル好き!」
「いやほんま、会社の戦略かなってくらいギャルばっかりやねん、チェーンやけどどの店舗も!」
「で、味は?」
「味はまあまあ」

「そっすかー」

先輩は手馴れた手つきて駐車場にバックを決め、
意気揚々と店内へ。

「いらっしゃいませー!」

「ん?山ちゃん、あれ?」
「先輩、ギャルいないっすよ」
「せ、せやな」

「ラーメン2つで」

「ちゃうねん!山ちゃんほんま信じて!ギャルばっかやねんて!」
「先輩、ギャルいないっすよ、一人も、どっちかというと黒髪でメガネの真面目そうな子しか」
「ちゃうねんて!金髪のギャルが!」
「まあ僕はギャルあんまりなんでこっちのほうがいいですけど」
「ちゃうねんて!山ちゃん!」
「観念してラーメン食いましょや」

「…まあまあ美味いっすね」
「せやろ!替え玉どうしよかな!いこかな!」
「家に奥さんの飯無いんすか?」
「あるよ!」
「どうすんすか、それ」
「食うよ!必死よ!ラーメン食いに行ったとか言えんもん!」

「じゃあな!またラーメン食いにいこや!次はうちの近所の店舗来てよ!」
「ギャルばっかなんすね」
「そうよ!そらもう!」
「はよ帰って嫁の飯食ってください」
「あんな、山ちゃん、食うよ!」

颯爽と先輩は帰っていった。
なぜか分からないけど、とっても素敵な先輩だと思った。
また一緒にラーメン食いましょう。

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